道流は大変モテルから、ああもう、死ねばいいよ。DOS!(どっかいってお願いだから死んで!)
今日だってさ、ほら、女の子にきゃあきゃあ取り囲まれて一緒に帰ることだってままならない。
せっかく今日は生徒会がないというのにさ、あーあ。
こんなことならボッスンやスイッチと一緒に帰ればよかった。もしくは椿でも良かったかもしれない。ヒメちゃんと買い物行くのも良かったかも。安形だけは、御免こうむりたいけど。
けれど私は道流じゃないと駄目で、せっかく帰るのなら道流と一緒がよくて、ああもう、道流のことが好き過ぎる。
どうして神様、好きになる人を選べないのでしょう。
私の心のセンサーはこの人にしか反応しないのでしょうか。
ボッスンだったら優しく私を愛してくれた。
椿だったらまっすぐに私を好きになってくれた。
あの安形でさえ、強く強く私を抱きしめてくれるだろう。
それなのに私は他のどいつでも駄目で、道流じゃないと駄目なのだ。
道流とじゃなきゃ、手だって繋ぎたくないし、キスだってしたくないし、それ以上のことだって…うん、もにゃもにゃ。(なんか照れてきてしまった)
私の世界の全ては道流じゃないのに、私の世界の全ては道流になってしまった。
泣きたくなるね、もう。ううん、もう毎日泣いてるよ。
ここまでこの人を好きな私を、どうか許して、神様。
私の心のひゃくぱーせんとはこの人で出来ているんです。だからどうか、赦して、神様。

、ごめんね?」
やっと女の子の波から脱出できた道流は私の前にやって来た。私はきっと今、みにくい顔をしているだろう。だって道流が悲しそうな顔をしてしまったから。
「ごめんね、ごめんね?だから、泣かないで」
そうか私は泣いているのか。ああ、どうしてでしょう神様。私はこの人のことを本当に愛しているのに、この人を困らせることしかできません。神様、私を鳥にしてしまって。そうしたら私は彼への愛だけを死ぬまで囀って空を飛び回るから。そうしたらきっと、彼はもう私のことで困らないから。
「一緒に帰るって約束したのにね、ごめんね」
ふるふると首を横に振る。こんなことしかできない自分が嫌で、舌を噛み切りたくなる。
「さあ、帰ろう」
手を繋いでくれる道流の手は温かく、私はもう、たまらなく泣き出す。
きっと道流が感じる私の手は冷たい、冷たくて、私だと分らない。
ねえ神様、お願いだよ。お願いがあるんだよ。
それさえ叶えば私はもう泣かないし、道流を困らせたりなんかしない。
でも私は知ってる。このお願いは神様にするんじゃなくって、道流にしなきゃいけないということを。
そして私は、永遠に彼にこの願いを口に出来ないのだ。





私が貴方の唯一に


なれたらそれでい


い、




私にとっての



貴方のように


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神様という単語が多発しているけれど、私は神様はいると思うけど信じてないです。
だって神様って見てるだけで、ほとんど私たちを助けてくれないじゃん。
だから嫌いなんだ。でもいつだって私のことを見ていてくれるから、憎めないんだ。ずるいや。
でもミッチーはなんだかんだ言ってちゃんのこと凄く愛してると思うんだ。
それでも、お互いすごく好き同士でも、なかなかそんなこと言えねーよな。
言えたらいいね。そしてまたボッスンって打ったら没寸が出てきて絶望s(もういいです)
お題は「repla」さまから。








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