お仕事の邪魔です

(ふじさきゆうすけver.)


「ボッスゥーン」
ー」
と、二人はいかにも恋人のように花を散らせながら歩み寄って行った。この様子を早乙女浪漫が見ていたら「すごいわ…二人ともまるで丸ペンで優雅に書いた少女マンガのよう!」とむせび泣くことだろう。
しかし次の瞬間、はすごいいい笑顔のまま言い放った。
「あっはっはっはっはっは仕事終わんねえ!!手伝え!」
「えぇー!」
さっきまでのすごいいい笑顔は切羽詰ってただけかよ!とボッスンは思わず心の中で突っ込む。どうでもいいけど今ボッスンって打ったら没寸って出てきたんだけどどう思いますか。(どうでもいい)
ともかく、さっきの笑顔にときめいてしまった俺を返せ!とボッスンは言いたくなった。
しかしはそんなことお構いなしに笑い泣きしそうな顔で続ける。
「お前スケット団だろ!生徒が困ってんだ手伝いやがれコノヤロー!」
「…の仕事は生徒会の仕事じゃん。生徒会の奴らに手伝ってもらえばいーじゃねーか!」
ボッスンの正論とも言える言葉に、は首を振った。
「だめ」
「なんでだよ」
「あの人たちも忙しいから」
さいですか、で、俺は忙しくないと言いますか。まあその通りなんですけどねへーへー!どうせ俺はうんこですよ!ごみですよ!!
「…ボッスン今心の中で卑屈モードになったでしょ」
「ナッテナイヨ?」
「顔が微妙な顔になってる」
ぷ、とは笑いだした。その顔も全部、かわいいなあと思ってしまうボッスンはもう負けているのだろう。
「…わあったよ。手伝ってやるよ」
「ありがとうー!お礼に」
「今度キスして」
「へ」

がまじまじとボッスンを見詰めると、ボッスンはの手にあった書類を奪って部室へと向かっていった。
よくわからないが、は自分が仕事できる心の状況ではないということだけは理解したのだった。


おしまい



「ほい、終わったぜ」
「集中モード怖!凄!」
「怖いとか言うなよ…傷つくから…」
「ああごめんボッスン!ごめーん!」
「いいよがキスしてくれれば治るから」
「にゃ!」
「ごほーび」
「…ボッスンいつからそんな子になってしまったの…まるで安形会長だよ…」
「あのトサカと一緒にすんなぁあああああああああ!!!!!」



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ボッスンがよくわからない。そして変換する度に出てくる「没寸」に絶望した!
生徒会とは逆バージョンで、男の方がちゃんを邪魔するというパターンww
このシリーズは色んな書き方ができておもしろいなあ。でも書けば書くほど内容が薄くなっていくなあ。







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